白黒地帯

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【Subnautica/Subnautica:Below Zero】Subnautica2作をみんなやってほしい

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クリーンヒットしました。

最初はネタバレなしでオススメする記事にしようかと思ったんですが…
今回書きたいのは巷の海サバイバルゲーという認識とはちょっと違う角度の推しポイントで、そしてそれを完全にネタバレなしで書くのは無理なので、あえてそれなりにネタバレに踏み込みます。
どうしても初見の感動を削いでしまうかもしれないので、今の時点ですでに気になってる人はブラウザバック(古)してプレイしましょう。してください。
名前は聞いたことあるけど「いうて普通に海サバイバルゲーでしょ?」と、あまり食指の動いていない方がもしこの記事でもう少し興味をもっていただけたら…と思います。
全然聞いたことねえ!って人向けのおすすめ記事ではないかもしれませんが…
とりあえずSubnauticaのSteamページはこちらです。

store.steampowered.com

そしてSubnautica:Below Zeroがこちら。

store.steampowered.com

Subnautica:Below ZeroはSubnauticaの正統続編というのが特徴ですね。

Subnautica2作の推しポイント

繰り返しになりますが、今回語りたいのは「海サバイバルゲー」だけじゃない推しどころ。
ポイントは大きく2点あるので早速書いていきます。

"人外好きはやれ"

以上。

いやもう少し解説するとですね。
2作目であるSubnautica:Below Zeroには序盤でとある人外キャラが登場して、ひょんなことから主人公のRobinとずっと行動をともにすることになるんですよね。
しかもそいつが結構人間と感覚がズレていて、ちょこちょこ失礼なことを言われるという…
こういうの好きな人無茶苦茶いますよね絶対。じゃあやりましょう。
そして正統続編なだけあってBelow Zeroだけだとわけわかめなところも多いんでSubnautica無印から…
いやBelow Zeroやるために無印やるの腰が重いなあ…って思うじゃないですか?
安心してください、「人外好きを刺す」という意味ではなぜかSubnautica2作は一貫しています。
(無印はそこにたどり着くまでが少し長いですが…)
あんまり言うとこれだけですでにモロなネタバレが怖い状態なのでここまでにしておきますが、"刺し"に来ますよこのゲーム。

ストーリーが意外としっかりしている

こっちは真面目な話です。
サバイバルゲーとかクラフトゲーって、自由度が高くてあんまりクリアがはっきりしていないことも多いですよね。
でもSubnautica2作はどちらも明確なクリア目標があります。
無印は「主人公が墜落した惑星(4546B)から脱出する」、2は「主人公Robinの妹Samの死の真相を確かめる」+「惑星(4546B)から脱出する」が目標です。

無印

無印は主人公やその他大勢の乗組員が乗っていた宇宙船Auroraがとある海洋惑星(4546B)に墜落したところから始まり、この「4546Bから脱出する」ことが目標になります。
これだけだとなんとか現地で生き残って素材集めて脱出ロケットでも作りゃ出れそうなものですが…
実はそのサバイバルの最中に主人公は細菌性の感染症にかかってしまい、しかもとある仕組みによりそれを治さないと4546Bから出られなくなってしまいます。
ただ飢えと乾きを満たしていても迫る死!どころか治さないと詰みゲー!
どうすれば治療できるのか…なんで惑星から出られなくなる仕組みがあるのか…
それをラジオや惑星中に落ちているPDAから取得できる情報から紐解いていきます。
あまり主人公自身には関係ないですが、主人公以外のAuroraの乗組員たちの奮闘記や、4546Bに先に来ていた人たちの記録なども読むことができ、当初思ったよりも惑星4546Bには色々なイベントがあったことが分かってきます。
このゲームなかなか読み物の量があるんですが…プレイする前は予想できなかったですね。

Below Zero

無印は無個性主人公でプレイヤーの没入感をかなり高めている感じなのですが、Below Zeroの方は明確にキャラの立った主人公Robinがいます。
さらに上部でも言及した人外君や無印をやっているとオッとなる意外な人物に会って話したりして…
無印と比較するとにぎやかな印象を受け、一層ストーリー要素が強く感じる作りになっています。
そもそも主人公Robinが自ら4546Bに来た動機であり、ゲームの最終目標が「主人公Robinの妹Samの死の真相を確かめる」という明らかにストーリー性の強いものですからね。
無印が「意外と…!」という印象ならBelow Zeroは「期待通り!」という感じです。

まとめ

繰り返しになってしまいますが、どちらも基本的にはPDAや人・ラジオ等から情報を集めてそこから次の行動を決定したり、何が起こったかの推察をしたりという形のストーリーの展開がメインで、素朴なように見えてこれがかなり楽しいです。
特に無印は、情報を集めに集めた先に、この惑星に何が起こったか、自分が何をすれば助かるのかどうか、そして目の前の決定的なシーンが全部バッチリ噛み合うポイントがあるので、色々考えてプレイしてきたのが報われるゲームだなとクリアした身としては思います。
逆に(?)人外好きを刺してくる要素が強いのはBelow Zero。ただ絶対無印はやっておいたほうがいいですし、なんなら取り逃したPDA等もwiki等で読んでおく方がいいです。
完全続編って結局前作を遊んだ人以上のプレイヤーを獲得しにくい以上、商業的には取りづらい選択だと思うのですが、だからこそあえてやってくれるところは評価したいなーと思いますね。