白黒地帯

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【Dyson Sphere Program】Dark Fog対策

DSPのDark Fog関連記事その2。
こちらは対策そのものに絞ってまとめてあります。
基礎的な部分やDFコンテンツのプレイ感が知りたいという人はこちら↓からどうぞ。
whiteblackspace.hatenablog.com

アプデ出てから日が経ってせいか細かいところが不明な部分も多く苦戦がちでしたが、ある程度対応方法や知見を自分なりに蓄積できてきたかな…と思うので共有したいと思います。

目次

超序盤Dark Fog対処方法

超序盤襲撃対策

  1. ガウスタレットを工場の範囲をカバーするよう設置、給弾
  2. Prototype等の地上戦闘機を作成して自機にセット、襲撃発生時に襲撃機の場所へ行って迎撃

襲撃自体は紙防御なので工場の範囲を無防備にさえしなければ対処は難しくありません。
ミサイルも信号塔もまだないような段階であればこうして凌ぐことになると思います。

超序盤だと給弾用ベルトを工場全体に引く等しない限り自動給弾できないので弾切れが怖いですがタレット設定で弾切れ時のアラームをセットできます。
ただし自分はタレット自体が弾切れしてからアラームでは遅いと思ったので、給弾をストレージ+ベルトから行うようにしトラフィックモニターで供給切れを検知していました。

地上戦闘機についてはメカパネルの艦隊(Fleet)にセットしていれば敵機に近づいた時に自動で出てきて戦闘してくれますのであまり難しいことはないです。

ただこの構成は工場の拡張に合わせてタレットを置いて給弾して…と煩雑になりますし場所も取ります。
ミサイルと信号塔が使えるようになったら基地を破壊してひとまずは安心したいところです。
(DSPの工場はリソースの配置上飛び地になりがちなのが防衛の手間のかかるところな気がします…)

基地破壊

  1. 惑星のどこかにミサイルタレットを配置、給弾(初期惑星なら10基程度、弾50発以上、爆発ダメージUP Lv2研究済推奨)
  2. 基地の手前に信号塔・レーザータレット・戦場分析基地を配置し戦闘、破壊
    • ブループリントを使って一度に置くと楽・慌てにくい
  3. 基地の跡地にレーザータレットor戦闘機を入れた戦場分析基地を配置

惑星上のどこに置いたミサイルタレットでも攻撃ができる信号塔が強いですね。

手順中のレーザータレットは持っていなかったり電力事情が厳しければ別のタレットでもいいですが、やはり弾の管理がいらないレーザータレットが便利です。

基地の跡地は放っておくとまたすぐに上空の中継機が新たな基地建設を始めるので、タレットか戦闘機を入れた分析基地を置いてリスキルします。
跡地は埋め立てたり地熱発電所を設置することもできますが以下の理由からリスキルに留めることが多いです。

  • 埋め立てたり地熱発電所を設置してない基地は設置上限にカウントされる?(そのうち上限に引っかかって新たに発生しなくなる?)
  • 新たな中継機が来ても跡地を再利用することがあり、その場合に対応不要になる

とはいえ地熱発電所の15MWもおいしいのでケースバイケースで。

なお初期惑星の基地を破壊したときはこれで平和になる…と思ったりもするのですが、残念ながら基地を破壊してリスキルしていても新たな中継機が巣から来て別の場所に新たな基地を作り始めることが(割と頻繁に)起こり得ます。
流石に何度ももぐらたたきしていると頻度は減るようですが…
ミサイルタレットとミサイルがある程度量産できるようになったら後述の締め出し対策を行って襲撃や基地潰しから解放されたいところです。

リスキルのタイムリミット

基地が破壊された後も中継機がいるかぎりは新しい基地ができるのですが、できたての基地はユニットも砲台もないため攻撃能力を持たないサンドバッグ状態です。
この状態がいつまで続くのか観察してみたことがあるのですが、15分程度は継続するようです。
生成から約15分でユニット生産設備ができ、ユニットでの攻撃能力を持つようになりました。
レーザータレットにしろ戦闘機にしろ15分かけて基地を破壊できないというのは流石にないので、リスキル用設備の火力はまず気にしなくてよいものと思います。

Dark Fog対処方法

上記は初期惑星を出るまでくらいにできる超初歩の対処で、しばらくは安全になりますが再度基地ができたり襲撃が発生する可能性があります。
襲撃から解放されじっくり建設に取り組むための*1決定的対処は以下のようになります。

DFを惑星から締め出し

対象の惑星から完全にDFを締め出し、襲撃とも基地もぐらたたきとも無縁にします。
ただしダイソンスフィア/ダイソンスウォーム(以下DS)未建設の星系のみの対策です。DSを建設した場合は後述の巣の無力化までしないと巣の襲撃が発生します。

  1. 惑星のDF地上基地をすべて壊し(中継機は攻撃しない)、跡地は埋め立てるか地熱発電所を建設して中継機を帰らせる
  2. 惑星のどこかに高空を含む攻撃範囲をすべて優先度highにしたミサイルタレット建設
  3. 信号塔を各方位90度おきになるように6箇所配置する(配置例:N0E0/N0E90/N0E180/N0W90/N90/S90)
    • 新たに侵入する中継機を着陸前に破壊するため
    • タレットの設置数は後述

本対策では基地を潰した上で新たに侵入する中継機をミサイルで撃墜するため、当然新しく基地もできず基地の襲撃がなくなります。
ポイントとして、中継機は着陸済のものを攻撃すると巣の脅威度を大きく上げますが、着陸前のものを攻撃した場合は巣の脅威度をほとんど上げない点があります。
(前者が20%強、後者が0.1~0.4%程度)
これにより巣の襲撃も起こらないものとして無視できます。

"着陸前"がどの時点までなのかについてはわかるような動画を撮ってみました。
こちらのTipsでも更に例を挙げています)

youtu.be

言葉で表現するとすれば「中継機が惑星表面に到着し3本の足のようなパーツを展開し終わるまで」といったところでしょうか。

このようにDPSを要求される方法なのでミサイルの火力については要注意です。
自分は以下の2ケースで着陸前撃墜ができたことを確認しています(どちらも弾は初期弾)。

  • 巣のLv1、爆発ダメージUP Lv2研究済(=120%)でミサイルタレット20基
  • 巣のLv3、爆発ダメージUP Lv5研究済で(=200%)ミサイルタレット10基

ただし撃墜の様子を見ていたところ後者はギリギリだったので、巣のLv UPに備えてもう少し余裕を持ったほうが良さそうです。
この例を基準に、爆発ダメージ研究の進み具合に応じて弾種を上のランクのものにしたりタレット数を増やしたり減らしたり調整すればよいのかなと思います。

ミサイルの消費も激しいので弾切れ注意です。
自分はトラフィックモニターで補給切れ検知をつけて200発程度手動で置いていますが、完全放置したければ現地で作るなりILSで輸入して自動給弾をセットアップしておいたほうがいいかと思います。
(まあまあの頻度で"呼び出し"されるので…)

なお、脅威度が上がらないとわかっていても中継機に手を出したくない・ミサイルタレットやミサイルを大量に用意できない・もう少し手軽に一時的な対処がしたい等の理由でこの方法をとれない場合、次善の策となりますが記事末尾に省エネ襲撃対策も書いたのでそちらも参考にしていただければと思います。

巣を無力化

※ここまでやる防衛設備が整っている(宇宙艦隊がある)ならwikiの完全無力化方法↓の方が最終的に防衛設備を取り払える・DSのエネルギーも取られないのでよいと思いますwikiwiki.jp
ほぼ書き上げてしまってからこれに気付いたのと、参考のために本項目は残しておきます。
一応こちらは中継機を撃墜する防衛設備を残しておくためスペースはとるものの、自機で中継機を破壊しに行く工程がないのでその分の作業コストは低いです。
またHumpbackや砲台は放置しLancerだけ削れればよいので艦隊の消費は抑えられます。

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ここまでは巣の襲撃は度外視でしたが、DSを建設すると巣の脅威度が時間経過で上がり始めます。
その場合巣の襲撃まで無効化するためこちらの対策を行う必要があります。

  1. 前項のDF締め出しを星系内のすべての惑星で行う
  2. 巣のLancerを宇宙戦闘艦で駆除
    • 巣に物資(matter)が残っている間は駆除しても徐々に復活してくるため、出てこなくなるまで駆除を繰り返す

これを行うとすでに上がっていた巣の脅威度がじわじわと下がって0%になり、DSを建設しても巣の脅威度がまったく上がらなくなります。
こうなれば巣の襲撃は発生しません。
もちろんすべての惑星でDF締め出し済なので基地の襲撃も発生しません。
その星系はDFフリーになります(DSのエネルギーは相変わらず取られ続けますが)。

一応原理としては、DFもユニットの生産がタダではなくmatterという物資を消費するという仕組みがあり、matterの取得は基地が惑星から採取→中継機→巣へと吸い上げる形になっているため
中継機をすべての惑星から締め出すと巣は新たにmatterを取得することができなくなりそのうち襲撃用ユニットであるLancerを生産できなくなる…ということですね。
いわゆる兵糧攻めのような形になります。

注意として、Lancerが出てこなくなって巣の脅威度が0%になってもDF締め出し防衛は撤去してはいけません。
中継機の送信は無力化後も継続されるため、どこかの惑星に着陸を許してしまうとmatterの取得およびLancerの再生産が始まってしまいます。

巣を破壊するかどうかについて

個人的には破壊せず置物にしてしまってよいと思います。

巣を破壊するとDSの出力のうちDFに吸われている分(3%?)がなくなりますがもともと微々たるものですし、他の星系の巣が育っていれば今ある巣を破壊してもすぐに種が飛んできて復活します。
また置物にすれば巣のLancer以外、Humpbackや固定砲台を放置できるので宇宙艦隊の消費を抑えることができます。
仮にHumpbackや固定砲台を排除しても、巣の構造自体を完全に破壊するのにかなり艦隊のエネルギーを使うので補給のため惑星への帰還と出撃を繰り返す必要があるなど、とにかく巣の完全破壊は骨が折れます。
このあたりは宇宙戦闘が整ってないので仕方ないところではありますが、結論としては放置し得ということになります。

おわりに

なかなかまとまりませんがひとまずこんなところで。

おまけ:留守用省エネ襲撃対策

DS未建設星系のDF対策としては襲撃を無視できる「DFを惑星から締め出し」の方法が、赤マトリックスまでで実施できる上に襲撃から完全解放される対策で決定的なのですが
自分のプレイ中は中継機に攻撃した時の仕様がわかっていない時期が長かったこともあり、中継機には手を出さず襲撃を凌ぐ対策をしていることが多かったです。
一応その方法を以下に書いておきます。ボツ稿のようなものなのでまとまっていませんが…
(信号塔の設置数が6→4に減ったくらいであんまり手間は締め出しと変わってない上にだいたい大丈夫とはいえ100%対策でもないのが微妙)

留守用省エネ襲撃対策

  1. 惑星のDF基地をすべて壊し(中継機は攻撃しない)、跡地のそばにレーザータレットを配置
  2. 電力を20MW程度確保、あてがなければ基地の跡地に地熱発電所建設(1つ15MW程度なので2つあれば十分)
  3. 惑星上のどこかにミサイルタレット10基程度を建設、給弾(初期弾でOK)
  4. 信号塔・レーザータレット・戦場分析基地を惑星上に十字になるように4セット配置(配置例:N0E0/N0E90/N0E180/N0W90)
    • これに合わせて、赤道上になるべく離してテスラタワーを置いてループした電力網を作ると安全度が上がる(後述)

ダイソンスフィア(以下DS)を建設していない星系において、その惑星を離れても襲撃1~2回は自動で撃退できるように、という構成。

この方法はある程度省エネの、だいたい大丈夫だろうくらいの防衛処置になります。
100%その惑星で襲撃の被害を受けないようにするのは結構手間がかかるので(詳細は後述)個人的にはあまりやりたくありません。
採掘のためだけに寄る惑星とか結構ありますよね。
そういうところに手間をかけるのはちょっと…というのと、シールドについてはかなり電力負荷も高いということがあります。

これをやった惑星については、DF基地の襲撃で工場壊滅…というのを最低限防げます。
また中継機を攻撃せずDSも建てなければ巣の脅威度はほぼ上がらないため、巣の襲撃はないものとできます。

手順の始めでは超序盤の項に書いたように基地を破壊後リスキル用タレットを設置、これを惑星上にある全ての基地に行います。
惑星上の基地をすべて潰してしまえば当分の間は襲撃の心配はありませんが、それでも基地破壊の項にも書いた通り巣から新たな中継機が飛んできて既存の場所以外に新たな基地を作ることはあります。
その場合もちろん新しい基地の脅威度が溜まれば襲撃も開始されます。
自機がいない惑星の脅威度は70%を越えないと画面に表示されないため、留守はこれが怖いです。

そこで襲撃部隊を引き付ける用の信号塔を設置しておき、もちろん本来の機能であるミサイルで撃破します。
ミサイルの着弾までラグがあり信号塔に攻撃が集中するのでレーザータレットも補佐で配置、ダメージの回復のために戦場分析基地もセットで置いておきます。
これで留守中の襲撃での工場壊滅は防げますので、あとは自分のいいタイミングで現地に向かって基地の破壊とレーザータレットの設置を行ったらまた新しい基地ができるまで放置できます。

無傷で防衛できることがわかっていて、ミサイルが自動給弾できるようセットアップできていればDF基地を放置して問題ないかもしれませんが、襲撃の度の警報も気が散るので自分は都度破壊するようにしています。

信号塔の設置間隔

信号塔がDF襲撃部隊を引き付ける範囲は自分も正確にわかっているわけではないので、信号塔の置き方については経験上これで問題なかった、という程度になります。
主に試していたのが採掘用惑星だったこともあり、過密工場のような防衛失敗リスクの高い場所ではもう2セット追加してどの方位でも90度おきに配置されるようにする、といった安全策をとるのもありかもしれません。

防げない被害

この構成でも被害が出る主なパターンとして、建造物の非常に近い場所に新規基地ができた場合があります。
基地を巡回するDF機体は基地に非常に近い建造物を攻撃し、さらに悪いことに攻撃で破壊した建造物に近い建造物を連鎖的に破壊しようとします。
(襲撃とはまた別物の挙動)



ただ連鎖範囲はそれほど広くないようで、赤道上のテスラタワーをもっとも遠くに置いていれば連鎖しない程度ではあります。
「赤道上になるべく離してテスラタワーを置いてループした電力網を作ると安全度が上がる」と書いたのはこの事象のためです。
離しておくと被害を防げるのは先述の通り、さらにループしていればテスラタワーを1箇所壊されても電力遮断されません。
電力が遮断されていなければ万が一テスラタワーを敵が伝ってきても早めに信号塔の範囲で処置できる可能性が高くなります。

さらに、連鎖で破壊されるとは書いたのですが工場の重要な建物がいきなり壊され始めたことはなく、テスラタワーを伝ってきたケースしか今までありませんでした。
おそらく軽微なものを除く建物の近くには基地が建設されないようになっているのかと思います。

また、これが起こりうるもののレアケースであるさらなる理由として、この連鎖破壊は基地を巡回するDF機体によるものに限られるため、最初に基地の砲台が建造物を破壊し、近くにもう建造物がなければ連鎖破壊は発生しない、ということも挙げられます。

襲撃やこの被害ケースに100%事前対処しようとするならばタレットや信号塔、シールド*2の範囲を惑星全域や工場全域カバーさせることになるのですが、これは以下の理由で個人的にやりたくないものです。

  • 作業コストが高く採掘のみの惑星などに気軽に適用できない
  • 信号塔を使う場合、基地を破壊→基地が新規作成される→破壊…を繰り返してミサイルを大量に消費する可能性が高まる
  • 信号塔ではないタレットを使う場合攻撃範囲が狭いため設置数が多くなりスペースをとる、レーザータレットでない場合弾管理も煩雑
  • シールドを使う場合電力消費が大きい

*1:DFオフにすればいいじゃんと言われればそれまでなのですが、取得メタデータが減ったりするので…

*2:基地の再生成防止