Image Credit: Moonsprout Games
Bug Fablesはいいぞ。
このツールは?
画面をキャプチャして英語等の日本語以外の言語を日本語に翻訳できるツールです。
本ソフトはOCRにGoogle Vision API、翻訳にGoogle Translation APIを使用しています。
どちらもGCPのキーが必要でユーザーで取得してもらう必要がありますが、特にOCRの方の精度は目を見張るものがあるのでぜひ体験いただきたい…というのがこのツールのねらいです。
操作はボタンクリックかショートカットキーを実行開始としてスクリーンショットを撮り、範囲選択してOCR&翻訳する、シンプルな感じです。
一瞬しか表示されないセリフ等も安心。ショートカットキーを使えばマウスオン時のみ表示されるツールチップ等も大丈夫です。
なお、試験的にDeepLサポートも実装しました。
DeepLのキーを入れるとDeepLの翻訳結果も表示されます。
一部機能はGoogle Translation APIのみ対象ですが、翻訳結果を比較して読むことができます。
SSTR?
以前から公開していたソフト『SSTR』のリニューアル版がこの『XSSTR』です。
【SSTR】Capture2TextみたいなのをGoogle Vision API OCR でやるやつを作りました - 白黒地帯
基本機能は同じですが、XSSTRにはユーザビリティUP・OCR再翻訳・OCR結果や翻訳結果の記録などの機能強化が入っています。
今後の更新もこの『XSSTR』に対して行いますのでぜひこちらを使っていただければと思います。
できること
- 範囲を選択してOCR&翻訳
- クリップボードの画像からOCR&翻訳
- ショートカットキーでOCR&翻訳開始
- OCR・翻訳結果をcsv/tsvに保存
- OCR・翻訳結果を自動でクリップボードへコピー
- OCR結果を修正して再翻訳
他細かい便利機能もついていますので詳細はreadmeを参照下さい。
動作環境
Windows 10
マルチディスプレイ環境は、スクリーンの拡大率が(推奨)付きのものになっている場合には正常動作することを確認しています。
一応作者のマルチディスプレイ環境でもテストしていますが、動作がおかしい場合はお問い合わせください。
最新版ダウンロード
使い方
同梱のreadme.htmlをお読み下さい。
GCPキーの取得について
初めての方にはGCPキーの取得が少しハードルが高いかなと感じたので解説記事を用意しています。
whiteblackspace.hatenablog.com
アップデートアンケート
アップデートで優先してほしい機能のアンケートを作成したのでもしよければ回答いただければと思います。